皆さんこんにちは。菅原(@sugamori2)です。久しぶりの投稿ですね。本日は出版した本にはあまり掲載しなかった森と市庭の経営で意識してきたことに関して。

私は2013年10月1日に所属する東京・森と市庭(森市)の一号社員として入社しました。未だに会社員という立場なのですが、仕事をしてきた中で自分のことを「会社員」「サラリーマン」だと思って仕事をしてきたことはありません。

お客様を前にした時、広報担当としてメディア取材を受ける時、奥多摩地域の方々とコミュニケーションをしている時も、会社の代表者という心構えで人と接してきました。

理由はシンプルで、「その方が仕事が楽しいから」です。会社の社長でもないのに会社経営を語るな!と言う人もいるかもしれませんが、私にはその意味が分かりません。「会社員は会社員らしく、サラリーマンらしくしろ」なんていう法律もルールもないのに、多くの人が会社に遠慮しています。

サラリーをもらっているから会社(組織)に従わなければならない、というのは自分が目指す仕事のスタイルにはあいません。

私が目指すのは「組織」ではなく、

意志ある集団」です。

組織はヒエラルキーをつくり、上の立場の人の指示に下が従うことで会社を経営します。ですが、こうなると下の立場の人は上の立場の人や目の前の自分の仕事のことしか見なくなるのではないでしょうか。

私の経験ですが、前職のブラック不動産会社で働いていたころ、当時の役員と仕事をするときにいつも、「いいから俺の言うとおりにしろ!!」「いいからやれ!!」という言葉が口癖でした。これは極論のマネジメントスタイルですが、絶対に真似したくないです。

その体験を基にしていたので、森市は「組織」としてマネジメントしていこうとするのではなく、メンバー全員を「自律した個人の集まり」つまり「意志ある集団」という意識でコミュニケーションを取ってきました。

この意識は奥多摩で起業した際の、「地域プロダクション」の考え方も意識しています。メンバー個々人の思考性やスキルはバラバラですが、案件が多岐にわたるため、少ないメンバーで個々人の才能を活かしながら意志ある集団として顧客に貢献していくスタイルです。

そのため、私自身は「営業部長」という肩書を取っていますが、一人で営業している時も「営業部長」でした(笑)なぜこの肩書を選んだかというと、「会社の社員が一人になっても必ず事業を軌道にのせる」という思いで自分にプレッシャーをかける意味でこの肩書にしていました。

その後合流していただいた方々は「猟師・木工家」「木育クリエイター」「製材士」など、それぞれが得意な領域で仕事をしています。

案件ごとに中心になる人が変わり、お互いの個性を認識し合いながら価値を高めあう集団。これが私が目指している森市の経営スタイルです。

まるで海賊みたいですね。奥多摩だから山賊なのかもしれません。

「クリエイティブな山賊」あたりが目指すべき集団のあり方かもしれません。

奥多摩の山賊が生み出すクリエイティブな木育商品を、これからも応援よろしくお願いします。

▼クリエイティブな山賊を目指す会社の成り立ちが本になりました▼

著書:自分の地域をつくる ワーク・ライフ・プレイ ミックス