皆さんこんにちは。菅原(@sugamori2)です。本日は地域ビジネスを興そうとされている方からのご相談です。

地域内・外の関係者の温度感・肌感覚を

どう合わせていくかに悩んでいます。

面白いテーマですね。地域で何かを興すということは、別の視点で見ると「波風を立てる」ことなんですよね。それって、地域住民が一番嫌いなことである「変化」を促されることなんです。

変化を促す側は「こんな風に地域を自分が(自分たちが)変えるんだ!」という熱意先行で進んでいると、促された側がどう思うか?は深く考えずに進んでしまいます。

その状態のまま進んでしまうと、「地域の皆さん、変わるんですか?変わらないんですか?」みたいな高圧的な姿勢になってしまい、間違いなく嫌われて、失敗します。

では、どうするか。具体的な例で言うと、「地域のハレの日を手伝う」が一番かなと僕は思っています。

ハレ(非日常)の日のお祭りなどは地域の人手だけでは足りないことも多く、大きな役目から小さな役目までたくさんあります。

地域の人が主役のイベントの裏方仕事を楽しみながら行っていると、地域の人々と自然に交流し、仲良くなることができます。まずはハレの日を一緒につくる仲間になることで、信頼してもらうところから。

注意点として、いきなりハレの日を地域外の人がつくろうとしないことです。地域活性化というと「街を盛り上げるイベントをやろう!」となりがちなんですが、大抵の場合そのイベントの参加者を見ると地域の人が1割、地域外の人が9割になります。

地域のためにと思っていることが、気づけば地域の人がいないイベントに。これは非常にもったいないことです。

地域のハレの日を裏方としてつくることを楽しめないような人は本質的にその地域のためになるようなことをやり続けることはできません。自分のために地域を消費して自己表現したいだけです。

どういう意図で地域に関わろうとしているかは、その人のハレの日の関わり方で分かるので、フィルターにもなりますね。

自分のことしか考えないコミュニティクラッシャーを地域に招き入れないために、地域内・外の人々が関わり合うハレの日を活用していきましょう。

▼地域のハレの日に寄り添いながら、地域ビジネスを興す冒険譚▼

著書:自分の地域をつくる ワーク・ライフ・プレイ ミックス