皆さんこんばんは、菅原です。先日、本の出版を各種SNSで報告したところ、ある方にこんなコメントをいただきました。

「これから地方移住できたらなと考えていて、地元ではない場所なのに受け入れてもらい、一員として過ごしている菅原さんのことをみて、いつも驚きとどうしてそんなことができるんだろう?と思っていました。」

そう見えていただいてとても嬉しいコメントだったのですが、僕が意識しているのは一つだけなんですよね。

「地域文化を大切にする」

地方移住すると、何よりも先にこんな暮らししよう!とか、こんな事業興そう!とかいう考えが先行して自分のやりたいことを先行してやりがちなんですが、移住して最初の6か月くらいは何よりもその地域の文化を肌で理解するために多くの人に合っておしゃべりをすることだと思っています。

僕の場合は大学生活の4年間で地域の方々から奥多摩の山村文化について学ばせていただいたのでどんなことを大切にしているのかは肌感覚では分かっているつもりでしたが、「大学生/お客様」としての地域の方々の関わり方と、「移住者」としての関わり方は結構違っていました。だから、今思うと移住した22歳の時は結構勢いで走りすぎたなぁと今では思っています。後悔は全くないんですけどね。

観光客や大学生としてお客様視点で地域を訪れる時には、その地域の文化を消費することで楽しむ消費者としての関わりですが、移住した時点で地域文化の供給者側になるんですよね。この視点を待たずに、「移住してやった感」が出てしまっている(雰囲気的にも発言的にも)と、まず相手にされないし、嫌われるし、孤立します。嫌われたら、地域文化あるあるのおすそ分けとかはもちろんないですよ。最悪、追い出しくらいますから。

かといって、へりくだる必要もないんです。「移住させてもらった」みたいな。下手・シタテ・したてで出ると、地域の住民の方からは、「この人なんでもやってくれるすげぇ都合いいやつやん。」って、一部の人にうまく利用されるだけ利用されて、心を失います。で、疲れて、「この地域最悪」って思いながら都市にまた戻っていく。そんな人たちをたくさん見てきました。

地域文化を大切にするといってもどのように大切にするかは人それぞれなので、移住する地域が見つかったらこのあり方だけ忘れないように、最初の半年くらいを楽しみながら過ごしてもらえると、スムーズに受け入れてもらえるんじゃないかなと思います。移住生活楽しんでくださいね。

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著書:自分の地域をつくる ワーク・ライフ・プレイ ミックス